外界は夢か

今日もなんだかんだで11時。早く帰って眠らないと疲れも取れないし、何よりその前に山積みの仕事を終わらせないと帰れない。そんなこと百も承知なのに、なんで俺ははてなブログなんて始めてるんだろう。半沢直樹あまちゃんも、最近ではオリンピックや件のゴーストライターの騒動も、ネットでちらほら見てはいるものの、俺はその時そこには居なかった。まるで自分が海外に居て、友人からのエアーメールに綴られた『最近の日本の近況』を読むかのような感覚。寂しいわけじゃないし、孤独なわけでもない。自分の人生を否定したいわけでもないし、何かが絶望的に欠落しているとも思わない。仕事は順調で贅沢は出来ないにしても金銭的な不自由さも無い。無いのは、自分の半径数mから外の世界では、自分が存在していないことになっているかのような恐怖感だ。仕事で一日を一つの場所で過ごすこともないし、人との関わりも深い。でも、どこへ行ってもその半径数mのバリアはいつも自分と一緒にあり、自分と外の世界を明確に区別する。そんな感覚。ああ、何となくこうして書いてみると分かる。自分は書くことで外の世界と繋がりたいんだと。単なる承認欲求かもしれないが、気ままに書いていこう。